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Story
「リュウの行商人」との出会い
行商人は、ありとあらゆる世界を渡り旅をする。
場所も、時代も、別の世界までも!
旅で見聞きした物語は
別の大陸で風のうわさになり、
物珍しい品々は
人の波を渡ってゆく。
さて、
本日はここに店をひろげましょう。
行商人が並べる品々を眺めながら
未知の道ゆくそこの貴方は
ふと、
気になるひとつを指差してこう言った。
「この品がここに並ぶまでの
長い長い話が聞きたい。」
《世界観》
架空の行商人
リュウの行商人、という架空の人物の店に並べる商品として、作品を並べます。
「竜を探しにありとあらゆる世界を旅したが、竜そのものを捕らえることはできなかった。しかし、竜にまつわる話を聞いたり、竜がいることを示す品々は、集めることができた。」という設定になります。
「竜の語り手」と「竜の証」
行商人が耳にした、竜にまつわる話を「竜の語り手」が文章形態の作品にします。会場では、その文章を読んだり聞いたりできるよう展示します。古びた紙の走り書き、厚い本、一遍の詩、言葉のない音楽でもかまいません。あなたの知る限りの、竜の手がかりを教えてください。
そして、その話が真実である事を示すのが「竜の証」です。行商人が実際にその世界から持ってきた品、という設定になるので「実物、本物の品」という事になります。語り手の話を信じざるを得ない物を、この場に示してみてください。
コラボレーション
「竜の語り手」と「竜の証」はそれぞれのコラボレーションペアごとに、セットで展示されます。
参加作家が20名いれば、竜にまつわる10の説話が展示されます。つまり行商人は10の世界で竜のてがかりを得た、という事になります。
竜を直接的にえがかない
「竜そのもの」ではなく、「竜にまつわるもの」を作品にしてください。
架空の・伝説の生き物がさも実在するかのように表現していただきたいのですが、ほんとうにその証拠を出したいのではなく、「竜というものは人の手の届かない存在」だから「直接的な証拠はない」が、他に「竜の存在を示すもの」がたくさんある、という展示をつくりたいと思っています。

World
![]() 行商人企画行商人は世界をめぐり、またここに。 |
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この度、
この旅、
リュウの行商人が持ちかえった
「竜の語り手」「竜の証」
いまここで、貴方の目に触れ耳に入り
語り継がれることこそが
「竜」の息衝く力になるでしょう。
貴方がいつか竜と出会ったとき
それが竜だと気付くように。
貴方の友人と頷きあって
あれこそが竜だと見送れるように。
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